ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスは日本オフィスを開設した。ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスでは、ノルウェージャン・クルーズ(NCL)、オーシャニア・クルーズ(OCI)、リージェント・セブンシーズ(RSSC)の3クルーズ・ラインを展開しているが、日本オフィスではノルウェージャン・クルーズについて、営業・マーケティングを専任チームで統括する。
ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスはアジア市場を重視し、2015年11月にアジア太平洋地区の本部をシドニーにオープン。日本マーケットのセールスは、シニア・ヴァイスプレジデント兼マネージング・ダイレクターアジア太平洋地区に就任したスティーブ・オデル氏のサポートのもと、ヴァイス・プレジデントーアジアのフェリックス・チャン氏、ジェネラルマネージャー・ジャパンの川崎義則氏、シニア・セールスマネージャー・ジャパンの久野健吾氏、シニア・セールス・ディレクター・オブ・セールスーアジアのウイニー・チャン氏で構成する。
このうち、ウイニー・チャン氏はオーシャニア・クルーズ、リージェント・セブンシーズを担当。トラベル・アライアンス、T&T、クルーズ・コネクトをパートナーとし、販売拡大を目指す。
ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスでは現在、約4.5万のベッド数を有する計22隻のクルーズ客船を運航。今後3年以内にノルウェージャン・クルーズで3隻、オーシャニア・クルーズとリージェント・セブンシーズで1隻ずつの計5隻の新造船を導入する予定。ノルウェージャン・クルーズの新造船のうち1隻は中国専用客船とする。さらに、5億2500万ドルを導入して客船の開創や船内サービスの向上を図る予定だ。
なお、ノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスでは、2016年3月~2017年4月まで、日本の寄港地を含む45種類のアジアクルーズを運航する。日本の寄港地は広島や石垣、鹿児島など9都市で、オーシャニア・クルーズで5コース、リージェント・セブンシーズで6コースが運航される。