外務省は2016年3月23日、海外安全ホームページでハンガリーに対する注意喚起を行なった。ハンガリー当局がテロの脅威度を現行の「3」から「2」に引き上げたのに伴うもの。「ハンガリーを対象としたテロ行為が行なわれようとしていると認められる場合、または、テロ行為に発展する可能性が高いと認められる場合」の脅威度で、ハンガリーでは初めてのこと。(ハンガリーではテロの脅威度を4段階で設定し、最高位が「1」)
3月22日発生したベルギー・ブリュッセルのテロ事件を受け、ハンガリーでは脅威度を引き上げるとともに、空港や国会議事堂、ブタペスト市内の地下鉄構内における警戒を強化することを発表したという。
外務省ではハンガリー渡航・滞在者に最新情報の入所に努め、安全確保に十分注意するよう呼びかけている。