西武鉄道が新型車両デザインを発表、コンセプトは「風景に溶け込む特急」、2018年度から運行

西武鉄道はこのほど、2018年度から運行開始する新型車両のデザインを発表した。2012年度から実施中の西武鉄道100周年記念事業の一環として新造するもの。

新型車両を手掛けたのは、世界的に有名な建築家・妹島和世氏。「いままでみたことのない新しい特急車両を」との依頼で同氏がはじめて鉄道車両をデザインすることになった。妹島氏のデザインコンセプトは「都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込む特急」。単なる移動手段ではなく特急で過ごすことが目的となるような空間や雰囲気づくりや、乗客がゆったくりくつろぐことができる新スタイルのパブリックスペースを目指すという。

導入両数は56両(8両×7編成)を予定。具体的な運行開始日は改めて公開される予定だ。

新型特急車両のイメージ 西武鉄道:報道資料より

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…