東京・大手町にフォーシーズンズホテルが新規開業へ、2020年春に複合ビル上層階で全190室

三井不動産とフォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツは、東京・大手町に建築中の「（仮称）OH-1計画」B棟上層階に「フォーシーズンズホテル」を出店することを発表した。ホテルの正式名称は未定。2020年春の開業となる予定だ。

「（仮称）OH-1計画」は三井不動産と三井物産が共同で進める大規模開発プロジェクトで、国家戦略特別区域の特定事業として「外国企業誘致・ビジネス交流のためのMICE機能強化拠点」となることが目標に設定されているもの。2016年5月から着工し、約36万平方メートルの建物延べ床面積に2棟の複合ビルを建築。オフィスを中心に、宿泊施設や皇居に面する約6000平方メートルの緑地広場、多目的ホールなどを設置する計画だ。

新設される「フォーシーズンズホテル」は、34～38階の眺望に恵まれたフロアに約190室の客室を配置。レストランや宴会場、スパ、プール、ジムなども用意される。

三井不動産とフォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツでは、今回の出店決定に際し、"日本有数のビジネス街「大手町」に都市の喧騒を忘れされてくれる国際的なラグジュアリーブランドホテルが開業することは、東京の国際都市の競争力強化にもつながる"とコメント。国内はもとより世界中からのゲストに向けたくつろぎとホスピタリティを提供していきたいとしている。

「（仮称）OH-1計画」の位置図、配置図は以下のとおり。

三井不動産とフォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツによる報道資料より

「（仮称）OH-1計画」建物外観イメージパースは以下のとおり。B棟の主に高層階部分（3階、34～39階）に「フォーシーズンズホテル」が出店する予定。

三井不動産とフォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツによる報道資料より