中国・テンセントのインターナショナルビジネスグループ(テンセントIBG)は2016年7月27日、日本企業向けの広告サービスを発表した。今後、テンセントジャパン内にサポートチームを発足し、訪日中国人旅行者獲得を目指す企業に向けて企画から広告最適化までをワンストップで提供。国内企業は同サービスを利用することで、中国人消費者のタビマエのタイミングでも商品訴求をしやすくなるのが特徴だ。
今回使用される広告プラットフォームは、中国で7億6200万のアクティブユーザーを持つ人気アプリ「WeChat(微信)」やデジタル決済サービス「WeChat Pay」、ソーシャルネットワークサービス「Qzone Mobile」、音楽サイト「QQ Music」など多岐にわたる。
また広告配信ソリューションは閲覧者を簡単に外部URLに誘導できる「「WeChat Official Account Banner Ad」、ソーシャルフィード型ディスプレ広告を配信できる「WeChat Moments Ad」、通常のSNS投稿フォーマットを使って記事や動画を配信できる「Qzone Mobile Friend Newsfeed Ad」を採用する。広告の配信イメージは以下のとおり。