京都が文化財をめぐる「夏の旅」キャンペーン、ノートルダム女学院内の「和中庵」初公開も

2016年8月1日から、京都・ノートルダム女学院内にある文化財「和中庵」が特別公開される。これは、京都市と京都市観光協会が進める「京の夏の旅」キャンペーンの一環として、初めて一般公開が実現したもの。

「和中庵」は近江商人・藤井彦史郎の邸宅として建築されたもの。和洋折衷の美しい昭和の名建築として知られる文化財だ。同施設の公開期間は8月1日から23日まで。 公開時間は午前10時から午後4時(受付終了)。料金は大人1名が600円。団体の拝観や見学には事前予約が必要となっている。

なお、京都では現在、藤田家住宅、並河家住宅〈並河靖之七宝記念館〉、平安女学院大学 有栖館(有栖川宮旧邸)、上賀茂神社 本殿・権殿・庁屋、下鴨神社 本殿・大炊殿、高台寺といった文化財の特別公開も実施中。これらの文化財をめぐる観光バスの特別コース「京のお屋敷と名庭園めぐり」「世界遺産のお社と旧社家をたずねて」やモデルコースも設定している。


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