リクルートホールディングスの2017年3月期第1四半期累計(2016年4月1日~6月30日)連結決算は、売上高が前年比18.4%増の4075億円、営業利益が8.6%増の327億円、経常利益が5.0%増の333億円となった。
旅行分野の売上高は6.8%増の136億円。宿泊単価の上昇や延べ宿泊数の継続的な増加により好調に推移した。
また、飲食分野の売上高は6.3%増の87億円。ネット予約人数が好調に推移し、中小店舗を中心にクライアント数が拡大した。「ホットペッパーグルメ」からのネット予約人数は、33.6%増の963万人に増加。美容分野もネット予約が38.9%増の1388万件に拡大し、売上高は23.7%増の139億円と大きな伸び。ここでもネット予約件数の拡大を受け、既存クライアントとの取引拡大や新規クライアントの獲得が進んだという。
旅行、飲食、美容分野などを含めた日常消費領域の売上高は、4.6%増の404億円となった。