小学館は2016年10月25日より、訪日中国人向けウェブメディア「微日伴(ウェイリューバン)」を運営開始する。「DIME」「BE-PAL」「サライ」など、同社のコンテンツの翻訳記事を掲載するほか、在日中国人留学生をネットワーク化して「いまの日本」を発信していくもの。
また、同サイトでは中国の法律に準拠するウェブコンテンツの管理制度「ICP認証」にも対応。中国の人気SNS「Weibo(微博)」「WeChat(微信)」上に公式ページを開設し、積極的な情報発信をおこなう。さらに今後は、アリババが運営するオンラインショッピングサービス「淘宝網(taobao)」を使ったライブ動画通販も計画しているという。
「微日伴」とは、中国語で"身近な日本のパートナー"を表す言葉。英・日本名は「J life-pal(ジェイライフパル)」としている。小学館の編集部では、中国人スタッフが中国人目線で情報を選定。中国人のニーズに合わせた内容を提供するほか、品質が高く読みごたえのある記事を掲載していく方針だ。