GDSアクセスが旅行会社向け決済で新サービス、eNett 社と提携で仮想クレジットカード番号で決済可能に

GDS(Global Distribution Service)事業のアクセス国際ネットワークはこのほど、旅行会社向けのB2B代金決済ソリューション大手eNett Internationalと提携をおこなった。※写真左から、アクセス国際ネットワーク取締役 久保靖氏、eNett International カントリーマネージャー 松平喜昭氏

eNettが提供する決済サービスは、仮想クレジットカードの機能をもつ「バーチャルアカウントナンバー(VAN)」を使用する点が特徴。これにより、例えばインハウスエージェントは出張者個人のクレジットカードを使用せずに決済できるため、セキュリティ面のリスク低減につながる。

具体的には、マスターカードで支払い可能な電子商取引にて、トランザクションごとに毎回異なる16桁のカード番号(VAN)を生成、この番号を使用して支払う仕組み。旅行会社が事前に専用サイトで口座情報などの利用登録とデポジット(入金)を実施し、その金額内であればクレジットカードと同じ方法で決済を完了できる。

なお、2017年にリリースされるアクセスの予約発券端末「AXESS CREA Advance」では、LCCやアンシラリーサービスなどの予約後、支払い手段として「eNett VANs」を選択可能に。端末上で決済ごとにVANの自動採番と発行、発券・決済がおこなわれ、予約からサプライヤーへの決済までを1つのフロー内でシームレスに完結。安全性に加え業務効率向上が期待できるという。

eNett VANsの仕組みと紹介動画は以下のとおり。

提供:アクセス

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