国土交通省関東運輸局は2016年12月16日、訪日外国人向けの着地型旅行商品サイトを公開した。外国人目線で200商品を選定し、英語で紹介するもの。2017年2月15日までの期間限定で、実証事業として展開する。
サイト内では、プランを「season」「theme」「area」のカテゴリーで検索できるようにしたほか、スマートフォンでの表示にも対応して旅行中の利便性にも考慮。プラン紹介画面では、周辺情報に加え所要時間や価格、主催企業の連絡先などが掲載されている。
今回の取り組みは、2016年3月に示された「明日の日本を支える観光ビジョン」にて設定された目標値「2020年に地方部への外国人宿泊者数7000万人(昨年の3倍弱)」達成や「地方部への外国人宿泊者数比率を5割まで高める」ための施策のひとつ。大都市圏に集中する旅行者を地方に分散させ、地域活性化・消費拡大につなげることが期待される。