大型客船「飛鳥II」、3年ぶりの世界一周クルーズを発表、横浜港から102日間で330万円

郵船クルーズは、国内最大のクルーズ客船「飛鳥II」(5万142トン)による2018年の世界一周スケジュールを発表した。3年ぶりの世界一周クルーズで、2018年3月25日横浜港を出発し、102日間で北半球を周る。

コースは、横浜出港後、アジア、スエズ運河、地中海・ヨーロッパ、大西洋、北米、パナマ運河、太平洋を周航。初寄港地としては、チビタベッキア(イタリア)、バレンシア(スペイン)、ジブラルタル(イギリス領)、ビルバオ(スペイン)、ハンブルク(ドイツ)、ハリファックス(カナダ)、セントジョン(カナダ)、ボルチモア(アメリカ)の8港が追加された。

飛鳥II「2018年 世界一周クルーズ」の航路図は以下のとおり。

郵船クルーズ:報道資料より

発売になるコースは、Aコース(横浜発着)が2018年3月25日から7月4日まで。Bコース(神戸発着)が2018年3月26日から2018年7月5日まで。旅行代金は、「Kステート」のワールド特別割引で1名330万円。「Sロイヤルスイート」の同割引で2100万円などとしている。

乗客全員が参加できる特別催事として、ボストン美術館貸切鑑賞ツアーを予定。オプショナルツアーでは世界遺産・バチカンのシスティーナ礼拝堂貸切り特別見学、リスボンの世界遺産ジェロニモス修道院での特別ディナーなどを予定している。

船内では、歌手の今陽子さんやKONISHIKIさんなどを迎えたショーのほか、様々な講座やイベントを多数用意する。

なお、同ツアーについては、2017年3月中旬にパンフレットが完成し、2017年4月7日 販売開始となる見通し。ワールド特別割引のほか、早期全額支払割引や早期申込割引を設定する予定。


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