京急電鉄と東大が共同研究チーム発足、三浦半島の活性化に向けワークショップなど

京急電鉄と東京大学は、三浦半島エリアの活性化に関する共同研究契約を締結した。テーマは「都市近郊リゾート三浦の創生」。三浦半島ならではの魅力的なコンセプトにもとづき、現地のみで体験できるコトを創出する。

研究チームのファシリテーターを務めるのは、東京大学大学院情報学環 安斎勇樹特任助教。メンバーとして京急グループの中堅・若手社員や外部有識者が参加する。

プロジェクトでは、フィールドワークやワークショップを介してコンセプト開発をおこない、ターゲット増の明確化や魅力提供のためのストーリーづくりなどを実施。また、競合地域調査や事例研究などをおこない、顧客へのアプローチ方法や課題解決も検討する。最終的には「三浦半島を楽しみ尽くす1日のストーリー」としてとりまとめ、2017年度末(2018年3月)に「コンセプトブック」を作成。また、そこで具体化した企画は、京急グループ内での事業化を順次検討していく予定だ。

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