トリップアドバイザーによる「世界の人気観光スポット 2017(ランドマーク編)」で、人気1位のランドマークはカンボジアのアンコールワットだった。続いて2位はアラブ首長国連邦のシェイク・ザイード・グランドモスク、3位はスペインのコルドバのメスキータ(大聖堂とモスク)。日本では、昨年25位だった京都の伏見稲荷が23位にランクアップした。
人気が急上昇となったのは、7位の中国・慕田峪長城(万里の長城。昨年16位)、9位スペイン広場(スペイン。初ランクイン)、14位のハンガリー・国会議事堂(初ランクイン)など。一方で、昨年1位だったペルーのマチュピチュは今年は8位に留まる結果となった。
世界の人気観光スポット(ランドマーク編)上位25は以下のとおり。
日本国内のランキングでは、1位の京都・伏見稲荷に次いで2位が金閣寺、3位が清水寺と、京都がベスト3を獲得。4位が明治神宮、5位が浅草寺、6位が原爆ドームだった。また、「東京タワー」が初めて10位にランクインしたのが特徴で、すべてのクチコミの約7割が外国語による投稿だったという。国内ランキングは以下のとおり。
なお、アジアのランドマークでは、総合1位を獲得したアンコールワットに続き、2位はインドのタージ・マハル、2位は中国の慕田峪長城(万里の長城)。日本では25位以内に伏見稲荷大社(5位)、金閣寺(10位)、清水寺(17位)がランクされている。
このランキングは、2016年1月から12月までの間にトリップアドバイザーの観光スポットに投稿されたクチコミをもとに算出したもの。5段階評価の平均や投稿数などをもとに独自のアルゴリズムで集計している。