HIS、ベトナムに新ホテル計画、統合型リゾート(IR)プロジェクトに現地企業と

エイチ・アイ・エス(HIS)のホテル事業を担うHISホテルホールディングス(HHH)は、ベトナムのINVESTMENT AND TRADING J.S.C.社と、「カムラン湾における新規ホテル建設プロジェクト」に関する意向書を締結した。2017年6月5日開催の「ベトナム投資カンファレンス」で行なわれたもの。

HISの計画は、2024年にベトナム中部のカムラン国際空港に開業予定の統合型リゾート(IR)内に、4つ星、5つ星の2軒の建設と運営。

カムラン国際空港を含むニャチャンエリアは、ベトナムの人気リゾートとして年間450万人が訪れており、特にロシアや中国を筆頭に海外からの観光客が年々増加。さらに、カムラン国際空港には2018年夏に第二滑走路の拡張が予定されている。HISでは今後の需要増加を見据え、旅行事業とのシナジー強化とベトナム国内にある7か所の拠点との協力で、ホテル事業の収益拡大を目指す。

なお、ホテル建設の予定地となるIRは、敷地面積が約800平方メートル(約250万坪)。ホテルのほか、カジノ、ゴルフコース、テーマパーク、商業施設、コンベンションセンター、大学病院などの施設を予定している。


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