東海旅客鉄道(JR東海)と西日本旅客鉄道(JR西日本)は2017年9月2日から、東海道・山陽新幹線の会員制ネット予約サービス「エクスプレス予約」のサービスを拡充する。
片道営業キロが601キロ以上の区間を対象とする「往復割引商品」を新たに設定するほか、早期の予約で割引く「早特商品」の商品体系を一新。複数人数利用も可能とする。このほか、乗車日1か月前の発売開始日の7日前から予約の事前申し込みを可能とする「事前申込サービス」も開始する。
例えば「往復割引商品」では、東京/岡山間の運賃が、大人普通車指定の片道で1万6290円のところ、1530円割引の1万4760円で設定。東京/広島間は1万7910円のところ、1620円割引の1万6290円で販売する。
また、早特商品では3日前までの予約に適用する「EX早特」、21日前の予約に適用する「EX早特21」のほか、グリーン利用の早特や、2名~6名までの複数で土休日の観光需要をターゲットとする「ファミリー早特」などを設定した。
なお、2017年9月2日からは、東海道新幹線(東京/新大阪)が対象の会員制ネット予約サービス「プラスEX」サービスは、「エクスプレス予約」に統合し、山陽新幹線(新大阪/博多)も利用可能とする。ただし、年会費は現行の540円から1080円に改定となる。