ハーツレンタカーは同社レンタカーの予約客に対し、運転免許証翻訳フォーム(HDLT:Hertz Drivers License Translation Application Form)を、発行手数料無料でオンライン発行を可能とした。
日本の運転免許証は、ジュネーブ条約加盟国・約90か国で運転は可能だが、国際免許証を取得する必要があった。しかし、HDLTがあれば、国際免許証は不要。オンラインで発行したフォームを日本の運転免許証と携行することで、対象国での運転が合法的に認められるようになる。自宅で必要書類を用意でき、しかも発行手数料が無料になる。
対象国はアメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、フィンランド、スイス、オーストラリアの14か国。有効期間は、国際免許証が発効日より1年間なのに対し、HDLTの場合は90日間。また、HDLTは普通免許のみで、大型免許の利用の場合は国際免許証が必要だ。
なお、ハワイ、グアム、サイパン、パラオは日本の免許証のみで利用が可能。また、米国ジョージア州ではHDLTは利用できない。詳細はハーツレンタカーのサイトへ。