中国・北京で2017年12月26日に開催されたスターアライアンスの社長会で、中国国際航空と北京首都国際空港がスターアライアンスとの協力に合意した。今後、共同して乗り継ぎの利便性強化や顧客サービスの向上を実現していく。
具体的には、同じ空港ターミナルにスターアライアンス加盟の航空会社すべてを配置できるように3者が協力。スターアライアンスは空港外チェックインやファーストバッグドロップ、セルフタグ付けといった取り組みを通じ、顧客サービス向上につなげる。
スターアライアンスの顧客満足度向上担当副社長、クリスチャン・ドレガー氏は今回の合意にあたり、北京は、スターアライアンスのネットワークにとって重要な拠点であるとコメント。「乗り継ぎの中心的位置づけとなる北京首都国際空港にて優れた顧客サービスを提供し、さらなる成長を遂げる基礎を築いていきたい」考えを示した。
現在、北京首都国際空港で運航しているスターアライアンス加盟航空会社は、エアカナダ、中国国際航空、全日空(ANA)、アシアナ航空、オーストリア航空、エジプト航空、エチオピア航空、エバー航空、LOTポーランド航空、ルフトハンザ ドイツ航空、スカンジナビア航空、深圳航空、シンガポール航空、スイス インターナショナル エア ラインズ、ターキッシュ エアラインズ、タイ国際航空、ユナイテッド航空の17社。