one visa社は、ビザ申請書類を自動生成する製品「one visa」で、従来の無料プランで規定する人数制限を撤廃する。これにより、基本機能であるビザ申請書類の生成や申請に必要な書類の収集サポート、理由書の自動生成機能を、申請人数の制限なく無料で提供することになる。
同社によると、国内の外国人就労者数は2017年に約128万人となり、2015年からの3年間で41%増加しており、外国人雇用の需要は年々高まっている。しかし同社の調査によると、企業が外国人採用の際に行なうビザ(在留資格)の申請状況は、その複雑さから、書類の97%に不備がある状態であること判明した。
就労系ビザの申請に必要な提出書類は、申請者の状況に応じて異なるが、平均で18種類におよぶ。しかし、申請プロセスはIT化が進んでおらず、複雑なため、高額な費用を支払ってでも専門の行政書士に依頼をする企業も少なくない。
同社では、これが、外国人採用の足かせになっていると認識。今回の無料プランの人数無制限化で、外国人採用のハードルを下げ、日本企業の外国人雇用の活用促進に寄与するとしている。
なお、同社のone visaはオープンβ版で現在、180社が登録している。