ANAグループは、2018年8月1日以降に発券される国際線航空券の燃油サーチャージの改定を発表した。
今回の改定で、料金は上昇。例えば日本/北米(ハワイ除く)・欧州・中東・オセアニアは現行の1万500円から1万4000円に3500円値上げ。ハワイやインド、インドネシアも現行の6000円から8500円に。中国・香港・台湾・マカオは現行の2500円から3500円になる。
そのほか、ANAの2018年8月1日~2018年9月30日発券分の日本発燃油サーチャージ額(1区間片道あたり)は以下のとおり。
燃油サーチャージの金額は、シンガポールケロシン市況の2か月平均額と、市況価格の円換算額に基づき算出される。今回の改定では、2018年4月から5月におけるシンガポールケロシン市況価格の2ヵ月平均が1バレル当たり87.70米ドル、為替レートが1ドル108.59円で、市況価格の円換算額は9523円。それをANAの改定基準に適用した。