楽天リサーチがおこなった「キャッシュレス決済に関する調査」によると、オンラインショッピング以外の日常的な買い物や飲食で利用する決済手段は「現金」(90.0%)が最多(複数回答)。次いで「クレジットカード」(82.5%)、「商業系カード型電子マネー(nanaco、WAON、楽天Edyなど)」(43.4%)だった。
年代別にみると、男性20代・30代の4人に1人は「スマートフォンを利用した決済サービス(アプリを利用したもの)」を使用する傾向がみられた。
現金以外を利用する理由のトップは「ポイントが貯まるから」(86.2%)が最多。次いで「スムーズに支払いができるから」(70.1%)、「現金以外の決済手段を使える場所が増えたから」(32.6%)の順となった。
一方、現金を利用する理由の最多は「現金以外の決済手段だとお金を使いすぎてしまうから」(41.8%)。2位が「現金以外の決済手段を使える場所が少ないから」(13.6%)、「現金以外の決済手段はセキュリティに不安があるから」(13.4%)だった。なお、一人当たりのクレジットカード平均所持数は2.9枚。1枚だけを所持する人は20.0%にとどまった。
この調査は、楽天リサーチのモニターのうち、全国の20代から60代までの男女1000名を対象に実施したもの。調査時期は2018年6月1日から2日間。