JTBと大阪、災害時の首都機能バックアップで連携協定、企業に拠点移動の実行支援サービスを提供

JTBは大阪府および大阪市と、首都機能バックアップに関する取り組みで連携協定を締結した。

大阪府と大阪市は、日本の東西2極の1極となることを目指す「副首都ビジョン」を策定し、その役割の1つとして「首都機能のバックアップ」を位置付けている。一方、JTBでは大災害時に拠点移動をするBCP（事業継続計画）を策定する企業に、BCP実行支援サービス「RECOVALUE（リカバリュー）」を提供している。

そこで両社が相互連携し、経済分野における大阪の首都機能バックアップの役割向上を図るとともに、企業のBCP実効性高度化に繋げる。

連携協定の内容は、（1）大阪でのバックアップ体制構築・強化に関する情報発信、（2）バックアップ体制の構築・強化に関する企業ニーズの把握、（3）大規模災害発生時に大阪への拠点移動を想定したBCPを構築、または検討している首都圏企業に向けたセミナーの開催、の3点。