西日本鉄道(西鉄)はこのほど、子会社の西鉄シティホテルと西鉄高速バスを吸収合併すると発表した。
西鉄シティホテルは、西鉄グループのシティホテル事業の経営や資産保有・運営を実施。一方で、宿泊主体型ホテルは西鉄ホテルズが経営・運営している。今回の吸収合併は、ホテルグループ全体の最適化に伴う組織再編によるもの。運営機能については、西鉄ホテルズに吸収分割することで一元化をおこない、シナジーの発揮や顧客サービス・ブランド力の向上、運営効率化を進める考え。
西鉄高速バスの吸収合併の目的は、安定的な高速バス乗務員の確保を通じた安全性向上や高速バス需要への柔軟な対応を目指すもの。西鉄を存続会社として吸収合併をおこなう。また、北九州地区における事業は、同子会社の西鉄バス北九州が吸収分割によって承継する。