JR各社やPASMO協議会など、交通系ICカードを発行する10事業者によると、交通系ICカードでの1か月あたりの電子マネー利用件数が2018年7月に、初の2億件超となる約2億432万件に達した。
各社は2013年3月下旬から、SuicaやPASMO、ICOCAなど、全国9つの交通系ICカードの相互利用サービスを開始し、利便性の向上に努めてきた。以降、利用件数は右肩上がりに推移。特に昨年以降の伸びは著しく、1年前の2017年7月時点から2271万件、2017年5月からは4904万件増加している。
今後も各事業者では、利用可能な箇所の拡大を図るなど、さらなる利便性の向上に努めるとしている。