全日空(ANA)はこのほど、機内安全ビデオのリニューアルについて発表した。松竹株式会社の協力を得、歌舞伎をテーマに制作したもの。監修は、歌舞伎俳優の尾上松也氏が担当した。
国内線は2018年12月1日より、国際線は2019年1月1日より、新たな内容での上映を開始する。
歌舞伎俳優が機内の安全について説明するユニークな映像となっており、登場する客室乗務員と音楽が異なる3パターンを制作。安全に対する理解を深めると同時に、搭乗した旅行者が、日本の伝統芸能や文化に触れる機会を提供。同社では、日本人にもその素晴らしさを再認識する機会につなげるとしている。
なお、同社では今回のリニューアルに関する紹介動画を公開。また、降機の際には撮影の裏側を紹介するメイキングビデオを上映する予定だ。