JAL、ベンチャーキャピタル設立、新興企業との連携で事業領域の拡大狙う

日本航空(JAL)は2019年1月、国内外のスタートアップ企業に投資をおこなうコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「ジャパン・エアライン・イノベーションファンド(Japan Airlines Innovation Fund)」を設立する。

同社の中期経営計画に含まれる「一歩先を行く価値の創造」に向けた取り組みを強化するもの。具体的には、総合エアモビリティサービスや、新たな移動手段・体験、顧客の生活シーンに溶け込んだ付加価値の提供などを通じた新規事業を検討。同ファンドを通じて新興企業との連携や共創を推進することで、フルサービスキャリアとしての事業の洗練や、さらなる事業領域の拡大につなげる考え。

CVCの運営は、シリコンバレーの有力ベンチャーキャピタル「トランスリンクキャピタル」がおこなう。出資総額は7000万ドル(約80億円)、運用期間は10年間。

今回の取り組み:JAL 報道資料より

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