矢野経済研究所はこのほど、「オタク」をテーマとする消費者調査をおこなった。アニメや漫画、アイドル、オンラインゲームなど、分野別の推計人口をまとめ、1名あたりの年間消費額を算出したもの。
それによると、人口が最も多いのは「漫画」で約640万人。ついで「アニメ」が約598万人、「アイドル」が約280万人、「オンラインゲーム」が約216万人。1名あたりの年間消費額の最高は「アイドル」の10万3543円で、3年連続のトップに。続いて「メイド・コスプレ関連サービス」が6万8114円、「鉄道模型」が6万3854円。年間消費額が10万円超えとなったのは、2016年調査以来はじめてだった。
このアンケート調査の対象は、日本国内在住の15歳から69歳までの男女1万408名。「あなたは自分を何のオタクだと思いますか、もしくは人からどんな分野のオタクと言われたことはありますか」という質問などについて回答を求めた。