「和式」「洋式」「温水洗浄付き」などトイレの新シンボルマーク策定、海外5か国で理解度試験を経てJIS規格にも登録

日本レストルーム工業会は、公衆トイレの「洋式トイレ」「和式トイレ」を示すシンボルマークを策定した。あわせて、「温水洗浄便座」を示すマークも用意。いずれも日本工業規格(JISマーク)に登録された。今後、これらのマークを同会のホームページで公開。宿泊予約サイトや案内パンフレット等で自由に活用できるよう、マークの使用を推進していく。

今回のマーク策定は、シンボルマークのJIS化による認知拡大と、公衆トイレにおける温水洗浄便座の普及拡大が目的。外部有識者を招き、専門の検討会でマークの案を策定し、日本と海外5か国で理解度試験を行なって、一目でわかりやすいマークを目指した。日本レストルーム工業会では今後、特に温水洗浄便座を日本のきれいで快適なトイレの象徴として利用機会の拡大を図っていく方針だ。

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