電気自動車利用のカーレース「FIA フォーミュラE選手権」第5戦が2019年3月10日、香港で開催される。ハーバーフロント沿いの市街地を利用した「セントラル ハーバーフロント サーキット」を舞台にレースを展開。今シーズンは、バッテリー電力量が従来の2倍相当となる第2世代マシン「Gen2」が導入されたのが見どころだ。
フォーミュラEは、電気自動車のF1と呼ばれるカーレース。今シーズンは2018年12月から2019年7月にわたって世界12か所で13戦を展開。欧米諸国を中心に、アジアの香港や中国などでの開催も予定されている。
香港では、現地に設けられるファン向けのエンターテインメントエリア「Allianz E-Village」にてハーバーフロントのコース周辺をバーチャルドライブ体験できるフォーミュラEのシミュレーターも用意。3月8日から9日にかけて、参戦するドライバーが香港のトラムに乗って登場するイベントもおこなう。
香港政府観光局のアンソニー・ラウ氏は、香港ではフォーミュラEをはじめ、長年続くプロスポーツイベントを全面的に支援していることを強調。今後さらに多くの国際スポーツイベントの開催を支援し、香港を訪れる人々に多様な旅行体験を提供していきたいとのコメントを寄せている。