プレミアムプライデー導入から2年も浸透せず、「働き方変わらない」が7割、継続は意見分かれる

旅行プラットフォームのエアトリが実施した「プレミアムフライデー」に関する調査で、導入は全体のわずか9.8%、さらにこのうち1.6%が導入後に廃止するなど活用されていない状況が浮き彫りになった。

調査は2019年3月、10~70代の男女781名を対象に実施。これによると、勤務先でプレミアムフライデーが導入された全体の9.8%の人に対し、「働き方が変わった」かについて聞いたところ、最も多かったのは「変わらない」で72.7%。「今後も継続すべきか」の質問に対しては、「継続すべき・条件を変えて継続すべき」が19.9%、「止めるべき」が16.3%と意見が分かれた。

具体的には、「金曜日である意味は無いが、働く時間が減るのは良い。一律金曜日ではなく、業種や業態により自由に設定できるようにし、制度の恩恵を皆が受けられるようにしてほしい(50代女性)」、「GW10連休もそうだが、サービス業に従事する人間にとっては恩恵が薄く、現実に即していないように感じる(50代男性)」といった声も挙がっている。

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