統合型リゾート(IR)大手サンズ、マカオの新施設の詳細発表、英国テーマにベッカム氏がデザインに参画

ラスベガス・サンズとサンズ・チャイナは、マカオで計画する新しいIR(統合型リゾート)「ザ・ロンドナー・マカオ」の詳細を発表した。既存の「サンズ・コタイ・セントラル・コタイ・ストリップ」を再開発するもので、「ザ・ベネチアン・マカオ」と「ザ・パリジャン・マカオ」に並ぶコタイ・ストリップの名所とする。2020年から2031年にかけてオープンする予定だ。

ザ・ロンドナー・マカオは、英国の有名な建築を忠実に再現。正面の建物はウェストミンスター宮殿と国会議事堂をモデルに、高さ96メートルのエリザベスタワーも設置した。内部も英国風の本格派ガストロパブをはじめ、20種類以上のダイニングや、200以上の小売店、6000席を有するエンターテイメント施設、3万4000平方メートルの会議・コンベンション施設、スパやヘルスクラブなども用意する。宿泊施設は「ホリデイ・イン・マカオ・コタイ・セントラル」を「ザ・ロンドナー・ホテル」にリブランドし、既存のコンラッド、シェラトン、セント・レジスとあわせ、4つのワールドクラスのホテルで展開する。

また、ザ・ロンドナー・マカオでも、元英国代表サッカー選手であり、サンズ・リゾーツ・マカオのグローバル・アンバサダーであるデビット・ベッカム氏とコラボレーションを実施。今回はベッカム氏が初めて、デザイン分野に参画。自身のビジョンとスタイルを、最上階スイートのデザインに反映する予定だ。今回の発表に合わせて制作したSNS向けマイクロムービーでも、ベッカム氏が主演を務めている。

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