観光庁が2019年5月21日発表した「旅行・観光消費動向調査」によると、2019年第1四半期(1~3月)の日本人国内旅行消費額(速報)は、前年同期を5.3%下回る4兆1954億円だった。このうち、宿泊旅行が前年同期比4.7%減の3兆2206億円、日帰り旅行も7.3%減の9747億円とともにマイナスとなった。特に、春休みの3月が全体で11.8%減と伸び悩んだ。
日本人国内旅行消費額の推移は以下のとおり。
また、日本人国内延べ旅行者数は6.4%減の1億1929万人。このうち、宿泊旅行は6.7%減の6301万人、日帰り旅行は5.9%減の5628万人だった。一方、1人1回あたり旅行単価は1.1%増の3万5170円。内容別では宿泊旅行が2.2%増の5万1112円、日帰り旅行が1.4%減の1万7321円だった。