外務省が発表した「2018年(平成30年)ビザ発給統計」によると、同年1月から12月までの全在外公館のビザ発給数は18.5%増の695万2804件。前年の586万9012件から108万件以上増えて過去最高となった。
国・地域別では、中国が全体の78%を占める544万7097件。次いでフィリピンが34万7816件、ベトナムが28万6919件、インドネシアが24万2773件となり、これら上位4市場で全体の約9割を占めた。
なお、中国人観光客について、団体観光、個人観光、数次ビザ等の発給数で過去最高の約488件に至り、約7割を占める結果に。団体向けが横ばいの一方、引き続き個人旅行者向けビザの伸びが顕著となった。