関西エアポートグループは2020年4月から、直営の免税店と物販店の約30店舗でビニール製のショッピングバッグをエコ素材に切り替える。紙や生物由来のバッグを利用することで、プラスチックの削減につなげる考え。紙バッグの素材には、森林の管理や伐採が環境や地域社会に配慮され、流通、加工時に認証を受けていない林産物が混ざらないことが確認された「FSC認証」を受けたものを使用する。
同グループは2018年4月に環境に優しいスマートエアポートの実現を目指す「Oneエコエアポート計画」を策定。すでにグループ社員全員にエコバッグを配布し、運営する関西国際空港、大阪国際空港、神戸空港での買い物時のプラスチック袋の使用を減らす取り組みなども行っている。