AIを活用したホテル料金設定支援ツール「Magic Price(マジックプライス)」を運営する株式会社空(そら)はこのほど、グロービス・キャピタル・パートナーズから資金調達をおこなった。5月に発表したUB ベンチャーズからの出資と合わせ、約3億円のラウンドとなった。
同社が提供する「マジックプライス」は、AI技術を使って宿泊予約データを分析し、料金最適化をおこなうオンラインサービス。現在、全国各地のホテルへの導入を進め、顧客数は直近1年間で約5倍に成長したという。
同社は今回調達した資金を活かし、さらなる事業強化とともに価格最適化支援サービスの他業界への展開も計画。また、人材強化もおこなう予定だ。
なお、新規引受先となったグロービス・キャピタル・パートナーズの渡邉佑規氏が、新たに社外取締役に就任する。渡邊氏は「マジックプライス」について、様々な事業業態にも適用可能であることなどを高く評価。継続的な資金的支援や経営面のサポートをおこなっていきたいとコメントしている。