日本政府観光局(JNTO)によると、2019年11月の日本人出国者数(推計値)は、前年比1.9%減の164万2300人となった。日本人出国者数は2018年3月以来、プラス推移が続いていたが、1年9か月ぶりに前年割れとなった。
1月~11月の累計では、6.0%増の1836万8300人。年間2000万人達成まであと163万1700人で、前年12月より2350人の増加が必須となる。JTBの年末年始の旅行動向見通しでは、海外旅行は過去最高人数(0.3%増の76万2000人、約2000万人増)の予想となっているが、12月全体でどれくらいの積み上げができるかが気になるところだ。
直近の日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。