JTBグループで、ウェブ制作やアプリケーションソフトの開発などを行なうJMCは、貸切バス会社向けの新システム「BusAssist」を開発した。
同システムは、貸切バス会社の発注者として関わりの大きい旅行会社としての関係を活かし、貸切バス会社の業務効率の向上や時間創出、営業支援などを、サポートできるシステムとして開発したもの。
例えば、これまで貸切バス会社には受注後から運行までを管理するシステムはあったが、今回のシステムでは受注前の旅行会社とのやり取りまで履歴を取り込み、必要なタスクを適宜表示する。また、「旅行会社への最終日程の報告期限アラート」や「正式予約確認アラート」機能を装備した。
さらに、withコロナ時代の新しい働き方や多様化にも対応。テレワーク推進など、働き方改革もサポートする。今後は、同システムを旅行会社向けにもアレンジし、貸切バスと旅行会社とのシームレスな連携を実現したい考えだ。
JMCでは導入目標を100社に設定。初年度は30社への導入を目指すとしている。