茨城県つくば市、顔認証でめぐるスタンプラリー開催、非接触・手ぶらで観光名所を周遊、行動データの活用も

茨城県つくば市は2022年10月1日～12月25日の期間中、同市上郷エリアでパナソニック コネクトの顔認証技術を活用した「上郷周辺まちめぐり電子スタンプラリー」を開催する。非接触かつ手ぶらで利用できる顔認証などを活用したデジタルスタンプラリーで地域経済活性化を目指す。

“科学都市つくば”ならではの観光DXとして、市内の観光名所や店舗の回遊と観光消費を促進する。パナソニック コネクトの顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」を活用し、つくば市の地域のまちづくり団体などが作成した既存の紙媒体マップをスマートフォンで閲覧できるようにデジタル化。デジタル化したマップ上に、観光スポットや店舗をアイコンで表示することで、つくば市の新たな魅力を発見・体験できる可能性を広げる。

利用者は、非接触で利用できる顔認証やQRコード・GPSを連動させたスタンプラリーで、スマートフォン1つでめぐることができる。スタンプ数に応じた景品なども用意する。

また、つくば市は、スタンプラリー参加ユーザーIDと顔認証・QRコード・GPSなどの認証をひもづけることで、行動や属性をダッシュボードで可視化・分析することが可能に。将来的なまちづくりや観光計画に活用する計画だ。