JTBとタクシーアプリ「Go」、MICE向けデジタルチケット提供、DXで協業強化

JTBとMobility Technologies(MoT)は2023年2月から、MoTの「GOチケット」を活用した「デジタルタクシーチケット for Events」を提供開始した。法人イベントに求められる高い透明性と適正利用の機能を強化したデジタルタクシーチケット。今後、MICEにおけるDX支援から交通パッケージの共同販売も見すえ、移動課題の解決に向けて協業を進める。

JTBは2012年から法人向けに、利用条件の指定や乗車履歴を可視化できる「JTBタクシーチケット」を企画販売。また、MoTは、国内ダウンロード数トップのタクシーアプリ「GO」、法人向け「GO BUSINESS」をはじめ、国内のタクシーDXを推進している。

今回は、MoTが「GO BUSINESS」の新機能として2023年春から提供する「GOチケット」において、それぞれの経験と強みを活かした「デジタルタクシーチケット for Events」を先行販売する。

具体的には、有効期限と上限金額の管理、GPSによる乗降地情報取得、実利用チケットのみを対象とした課金体系、電子納品などの機能性により、コンプライアンスやコストの管理、業務改善を図る。また、同チケットの活用を含むイベントの資材調達やイベント管理・運営などすべてのプロセスをワンストップでおこなうことにより、戦略的なデータ活用につなげる。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…