観光庁によると、2023年1~3月期の訪日外国人消費額(1次速報)が2019年同期比11.9%減の1兆146億円となった。2022年10月~12月の5949億円からほぼ倍増した。なお、2022年暦年は8987億円。
国籍・地域別では、韓国がトップで1999億円(19.7%)、次いで台湾1535億円(15.1%)、中国1069億円(10.5%)、香港1054億円(10.4%)の順。一般客(クルーズ客を除いた訪日外国人) 1人あたりの旅行支出は21万2000円と推計。国籍・地域別では、中国が最も高く74万7000円、次いでオーストラリア35万8000円、フランス30万円が続いた。韓国は12万5000円、台湾は19万5000円。すべての国籍・地域で2019年を上回った。
費目別では、宿泊費が3458億円(34.1%)と最も多く、次いで買い物代2417億円(23.8%)、飲食費2321億円(22.9%)の順で多く、2019年同期と比べると宿泊費の構成比が増加。買い物代については、2019年同期の4135億円から大幅に減少した。