ロイター通信によると、インドネシア・バリ島観光当局は、2024年1月1日からバリ島に入島する旅行者から1人当たり10ドル(約1380円)を徴収すると発表した。その資金は、環境保護と文化保全のプログラムに充当される。
徴収は、空港または港で行われ、旅行者はバリ島を出国するまで領収書と支払い証明ステッカーを保管する必要がある。
バリ島では、聖地での観光客によるマナー違反が問題となっている。これに対して、ワヤン・コスター州知事は「バリを質の高い観光客と地元文化を尊重する目の肥えた旅行者が訪れる旅先に変えるつもりだ」と話している。
パンデミック前、人口420万人のバリ島には年間620万人以上が訪れていた。
※ドル円換算は1ドル138円でトラベルボイス編集部が算出