西日本旅客鉄道（JR西日本）と東海旅客鉄道（JR東海）、近畿日本鉄道（近鉄）は2024年8月6日～12月6日の期間中、3社が乗り入れている京都駅で「ユーザデバイス操作型（QR読取式）AI案内システム」の共同実証実験を実施する。
設置されたシステムの画面や掲出するポスターに表示されるQRコードをスマートフォンなどで読み込み、画面上で乗換案内、駅構内や駅周辺情報などの質問を入力すると、AI案内システムが回答する仕組み。文字や発話などによる回答は日本語、英語のみだが、質問は中国語、韓国語などさまざまな言語で入力できる。JR東海では、設置された招き猫をなでると、画面上にAI案内用QRコードが表示されるといったユニークな取り組みもある。
京都駅の乗降者数は増加傾向にあり、同システムによってより快適な駅環境を提供することを目指す。
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