小田急、訪日客が購入した交通・体験のチケット発券サービスを開始、タビナカ予約Klookで販売した商品で

小田急電鉄とタビナカ予約Klook(クルック)は2024年9月、インバウンド旅行者向けにKlookで購入した交通・体験等のチケットを現地窓口などへ並ぶことなく、小田急電鉄が運営する「EMotオンラインチケット」で発券できるサービスを開始した。箱根周遊券「デジタル箱根フリーパス」を皮切りに、順次、西武鉄道のチケット類の取り扱いも開始する。スマホのみで、予約・購入・利用まで一気通貫した旅行を楽しめる仕組みだ。

これまで、訪日客は、Klookで購入した乗車券や入場券等を利用する際、来日後に、旅行開始前に指定場所で紙券に引き換える必要があり、手間と時間を要していた。また、小田急電鉄をはじめとする事業者側ではバウチャー引き換えや利用案内に多くのコストを要しており、それぞれ重要な課題と認識していたたという。

発表資料より

今後、小田急電鉄とKlookは連携事業者数を2030年度に50社まで拡大することで、インバウンド旅行者がストレスなく旅行できるプラットフォームの構築を目指す。

発表資料より

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