NTTら、関空に広域周遊を促進する観光PRブース設置、大阪万博を見据え、デジタル地図や疑似観光体験も

2025年4月に開幕する大阪・関西万博を控え、関西国際空港に西日本各地への広域周遊観光を促進する観光PRブースが2024年10月11日から設置される。この取り組みは、国土交通省近畿運輸局、関西エアポート、関西観光本部、関西イノベーションセンター(MUIC)、NTTの協業でおこなわれるもの。

ブースでは、日替わりで各地域のPRが実施されるとともに、地域の魅力や観光情報をデジタル化した関西広域デジタルマップ「Dig the LOCAL in KANSAI」、観光地を映像・音声・触覚で体験することができるNTTの研究技術「バイブロスケープ(触覚風景)」などが提供される。

「Dig the LOCAL in KANSAI」は、関西に訪れた旅行者が関西2府8県の観光情報に簡単にアクセスすることができるもの。アプリのダウンロードは不要で、位置情報と連動してイラストマップ上に現在地が表示される。

NTTの「バイブロスケープ(触覚風景)」は、映像と音に加えて、動きによって生じる振動を足元のセンサで計測し、それらをモニタ、スピーカー、足元の振動提示装置に再生。体験者はモニター越しの風景や連動する振動を体感することで、自分がその場所にいるような疑似観光を体験できる。

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