星野リゾートとクレディセゾンは2024年12月から、ポイントの新サービスを開始する。クレディセゾンが発行するセゾンカードの利用で貯まった「永久不滅ポイント」を、星野リゾートの公式サイト上で同社が運営する宿泊施設の宿泊料金として利用できるようにするもの。クレジットカード業界において、宿泊施設の公式サイトで宿泊料金にポイントを活用できる仕組みは初めてだという。両社はこれまでセゾンカード会員限定の宿泊プランの提案など連携してきた。
日々の買い物で貯まったポイントを、星野リゾート公式サイトで直接利用できる。ポイント交換の手間はなく、宿泊料金に充当し、残額はクレジットカード決済も可能だ。海外施設は対象外。
なお、矢野経済研究所によると、国内ポイントサービス市場規模は2024年度には前年度比4.7%増の2兆7831億円になる見込み。一方で、宿泊や移動など旅行に関する利用は10%程度しかないとのデータもある。このことから、両社はデジタルを活用してスムーズに活用できるサービスを考案したとしている。