宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla(トリプラ)は、香港とフィリピンに子会社を設立することを決めた。同社は、これまで、日本をはじめ、台湾、韓国、インドネシア、タイでサービスを展開してきたが、さらなるアジア市場でのビジネス拡大を目指す。
今回、新たに子会社を設立する香港、フィリピンともに、インバウンド旅行者が増加しており、今後もさらに多くの外国人が訪れると予測されている。一方で、両国の宿泊施設も、OTA手数料による収益の圧迫や人手不足の問題など様々な課題を抱えているという。同社では、こうした需要にこたえることで、アジア戦略を加速していく考えだ。