Mysurance(マイシュアランス)代表取締役社長の桐山正弘氏が、2025年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。
桐山氏は、自然災害、パンデミック、地政学リスク少子化・人口減少、技術革新など取り巻く環境が急激に変化し、日常と非日常が隣り合わせにあるような時代だからこそ、国内外を問わず「自由に移動できる」「大切な場所やヒトに出会える」といった日常の喜びをかみしめつつ、旅に出て非日常を味わうことの意義がより増していると記し、2025年はいまだ完全回復していない海外旅行を含めて以前のような水準に戻り、多くの人が安心・安全・快適で楽しい旅行を体験できることを祈念した。
自社の事業については、「デジタルの力で保険をもっとわかりやすくシンプルで、簡単なものにしたい」方針にとって、2024年は大きな節目になったと述べている。
発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。
新年メッセージ
新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
本年もまた、健やかに新しい年を迎えることができましたのも、私たちの商品・サービスをご支持いただいているお客さま、地域社会、行政、あらゆる取引先や関係する皆さまのおかげであり、心より感謝申し上げます。
さて、2024年を振り返りますと、年始早々から発生した巨大災害と羽田空港で発生した事故に驚きとショックを隠せず、まさに「非日常」を感じざるを得ない状態でスタートいたしました。その一方で、訪日客が1〜11月の累計時点で2019年通年の実績を超えて過去最高を記録し、日本人の国内旅行も2019年比同程度になる等、再び旅に出かける「日常」を取り戻していることを実感した1年でした。
既に使い慣らされた感もある表現ですが、私たちを取り巻く環境は急激に変化し続けています。記録的な自然災害の発生、想像を超えたパンデミック、深刻化する地政学リスク、日本における少子化・人口減少、繰り返される技術革新など枚挙に暇がありません。日常と非日常が隣り合わせにあるような時代だからこそ、国内外を問わず「自由に移動できる」「大切な場所やヒトに出会える」といった日常の喜びをかみしめつつ、旅に出て非日常を味わうことの意義がより増しているようにも思います。
私たちMysurance(マイシュアランス)は、「デジタルの力で保険をもっとわかりやすくシンプルで、簡単なものにしたい。」「身近なちょっとした不安を、いつの間にか解決したい。」「今までの保険の『できない』を『できる』に変えたい。」といった想いを胸に、2019年3月に営業を開始しましたが、昨年(2024年)は、弊社にとっても大きな節目となる1年になりました。
急速な成長と変化を誘う年になると言われる「甲辰」に相応しく、5月には累計契約件数が100万件を突破し、10月にはトヨタファイナンス様と提供する「愛車プロテクト トヨタのミニ車両保険」が少額短期保険会社として初めてグッドデザイン賞を受賞する等、多くのお客さまからご支持を頂くことで認知が拡がりました。
そのなかでも、弊社が提供している「宿泊キャンセル保険・旅行キャンセル保険・フライト遅延保険(2020年〜)」、「Travelキャンセル保険(2021年〜)」や「海外旅行キャンセル保険(2023年〜)」は、お客さまから「保険があるから安心して(早期の)旅行予約ができた」「保険金を受け取ったので、また再出発(旅行予約)が出来る」といった嬉しい声を頂くことが多く、コロナ収束後も続く旅行のキャンセル不安を解消する商品として、引き続き多くのユーザーの皆さまから高い支持をいただいています。
従前より、OTAの皆さまとの協業を通じたEmbeddedモデル(保険をECサイトに組み込む方法)や当社OHP等を活用したダイレクトモデルで旅行キャンセル保険を販売していますが、昨年、Embeddedモデルがより簡単に導入できるMys「Tag-in」システムを自社開発し、当社が提供するHTMLタグをGTM上にエクスポートするだけでパートナー企業の旅行予約画面上にキャンセル保険のレ点申込導線が簡単に設置できることを可能にしました。
その結果、昨年末には、大手航空会社のグループ企業様や大手リゾート施設様にもご導入を頂くなど、より多くのパートナー企業、お客さまに当社のサービスを提供できることになり、保険を活用することでお客さまの旅行予約体験を向上させ、業種・役割を超えた価値提供を実現できたことを大変嬉しく思っています。
今年は、未だ完全回復には至っていない邦人の海外旅行も含めて以前のような水準に戻ること、より多くの方が安心・安全・快適で楽しい旅行を体験できることを祈念しております。
私たちMysuranceも微力ながら、国内外の旅行関連キャンセル保険等の提供を通じて、一人でも多くのユーザーの皆さまに安心・快適な旅行予約および保険加入体験を提供することに加えて、先日付旅行予約の伸長(観光業への貢献)にも繋がる「三方よし」の世界観の実現を目指していきます。
そのためにも、常にお客様を中心に、情熱を持って考え抜き、俊敏に迅速にチーム一丸でイノベーションに挑むことで、新たな機会や商品・サービスを創出し続けていけるよう鋭意努めてまいります。引き続き皆さまの変わらぬご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
2025年(令和7年)元日
Mysurance株式会社
代表取締役社長 桐山正弘