
コスモ石油、日揮ホールディングス、レボインターナショナルの3社が設立した合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(サファイア スカイ エナジー)は、廃食用油を原料とする国産SAF(持続可能な航空燃料)製造設備を竣工した。
SAFFAIRE SKY ENERGY社は、2025年度から年間約3万キロリットのSAFを航空会社に供給していく。供給するSAFは、国際的な持続可能性認証である「ISCC CORSIA認証」を取得済み。
3社は、国産SAFの普及に向けて立ち上げられた脱炭素社会プロジェクト「Fry to Fly Project」のメンバー。BtoC企業や自治体の協力も得て、廃食用油の収集を通じたSAFの認知拡大活動を全国で展開している。現在では、約200社・自治体が参加している。