福島県、県内12カ所の震災伝承施設で「伝承カード」配布、記憶をめぐり未来へつなぐ、交流人口拡大にも

福島県は、県内12カ所の「震災伝承施設」について、東日本大震災の記憶と教訓を次世代に伝える取り組みの一環として、施設をめぐりながら学ぶことのできる「伝承カード」を制作した。

2025年3月1日から配布を開始。収集してもらうことで、被災地域の交流人口拡大にもつなげる。また、豆知識「もっと伝承」の欄を設け、施設・展示の紹介で伝えきれない東日本大震災の情報を掲載し、記憶の定着を図る。

伝承カードは各施設に来館し、「3.11 伝承ふくしま」 SNS、また各施設のSNSをフォローしたスマホ画面をスタッフに提示すると受け取ることができる。配布場所は「アクアマリンふくしま」、「いわき市ライブいわきミュウじあむ」、「久之浜・大久ふれあい館」、「相馬市伝承鎮魂祈念館」、「福島県環境創造センター交流棟・コミュタン福島」、「小峰城」。このほか、みんなの交流館「ならはCANvas」、いわき震災伝承みらい館 、東日本大震災・原子力災害伝承館、National Training Center Jヴィレッジ 、 震災遺構浪江町立請戸小学校、とみおかアーカイブ・ミュージアム。

震災伝承施設のマップ

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