【人事】UNツーリズム アジア太平洋地域事務所、所長に元日本政府観光局理事の金子氏

UN Tourism (UNツーリズム)アジア太平洋地域事務所(RSOAP: Regional Support Office for Asia and the Pacific)の新所長に、観光庁参与(前・国土交通省中部運輸局長)の金子正志氏が就任した。

UN Tourism によるアジア太平洋地域におけるガバナンス・機能強化の一環として、UN Tourism職員として常駐する所長が初めて配置されることになる。

金子氏は就任にあたり、UN Tourismが取り組むべき課題として、「観光産業の発展と地域経済への還元」「観光の持続可能性(サステナビリティ)」「観光の強靭性(レジリエンス)」を挙げたうえで、「RSOAP では、こうした課題を踏まえつつ、本部と連携を取りながら、世界の観光の動向、統計・研究成果や様々な取組に関する情報を関係者の皆様と共有するとともに、アジア太平洋地域から世界に向けた情報発信を推進することで、世界の観光産業の発展に貢献していきたい」とコメントしている。

金子氏は、1991年に運輸省(現国土交通省)入省。国土交通省関東運輸局企画観光部長、総理官邸国際広報室参事官、国土交通省総合政策局交通計画課長、日本政府観光局(JNTO)理事、運輸総合研究所主任研究員・国際部長などを歴任した。

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