観光庁は2013年の訪日外客数の年間目標を1000万人に設定した。12年は前年比34.6%増の約837万人で、観光庁が目標としていた900万人には達しなかった。しかし、2011年実績の約622万人は大幅に上回り、観光庁では「全体として、ほぼ震災前の状況まで回復した」との考えだ。
そこで13年は「回復から飛躍へ」をテーマに、訪日旅行促進の取り組みを進めていく。取り組みの例として、個人旅行の促進や、外的要因の影響を受けにくい訪日外客構造の構築、在外公館、日系企業等との連携強化、訪日ブランドの確立と発信の強化などをあげた。